同棲を始めたけど、お金の管理はどうする?どっちがいくら払う?共通のクレジットカードは作った方がいい?
結婚前の同棲でのお金の管理って難しいですよね。
私達も同棲を始めた頃は、お金の管理についてたくさん話し合いました。
この記事では、私たちが行なっている、お金の管理方法について説明していきます。現金、クレジットカード、電子マネーなどさまざまな支払い方法が混在する今、どのようにすればうまくお金を管理できるか紹介していきます。
いくつかの方法を検討した結果、ボツになった方法もあるので、その理由などについても最後にご紹介します。
参考にしていただけたら幸いです。
前提条件
私たちは結婚前に同棲を始めました。結婚を前提でお付き合いをしているので、結婚式に向けた貯金や、車を購入するための貯金、子供ができた時の教育費なども考えて、お金の管理について話し合いをしました。
お互いにフルタイムで仕事をしていて、彼の方がお給料は少し高いです。
私たちは同い年なので、今まで大抵のことは割り勘をしてきました。
2人とも同棲を始める前からNISAで積立をしています。
そんな私達がどのようにお金を管理することにしたのかご紹介していきます。
準備
準備することは以下の4点です。
- お金の種類を分ける
- お金の種類ごとに、毎月いくらずつ支払うかをきめる
- 2人の共通口座を用意する
- お金の種類ごとに口座を作る
毎月の作業
毎月行うことは以下の3点です。
- 毎月決まった金額を口座に振り込む
- 1ヶ月で使ったお金を、種類別に自己申告
- 申告した分のお金を共通口座からそれぞれの個人口座に振り込む
準備、毎月の作業について、それぞれについて詳しく解説していきます!
【準備1】お金の種類を分ける
お金の種類とは、「食費」「生活費」「医療費」「光熱費」などの分類のことです。
私達はざっくり「生活費」「2人の娯楽費」「イベント費」「お小遣い」の4つに分けました。
- 生活費…家賃、水道光熱費、通信料、自動車の維持費、共通の保険料、食費などを全部まとめて「生活費」としました。
- 2人の娯楽費…旅行や休日のお出かけで使ったお金、必需品ではないけど買ったもの(インテリアなど)を「2人の娯楽費」としました。生きていくのに必要でないけど2人で楽しむために必要になる出費は全部「2人の娯楽費」です。
- イベント費…結婚式など、特別なイベントのための貯金を「イベント費」としました。子供の教育費については、まだ結婚もしてないし、子供もできるかどうかわからないので、2人のお金として貯めるのはやめて、個人の口座で貯金しておくことにしました。
- お小遣い…「生活費」「2人の娯楽費」「イベント費」以外のお金は全部個人のお小遣いです。それぞれ、自分の趣味や、自分のための貯金(それぞれのNISAなど)、自分のためのお金として使います。お小遣いについてはお互いに干渉しません。私は、お小遣いに関しては、個人で別の家計簿をつけています。
【準備2】お金の種類ごとに毎月いくらずつ支払うか決める
私達は収入が同じではないので、支払う金額は収入の割合で決めました。彼の方が収入が高いので、支払う額も多いですが、お小遣いも多いです。
私が手取り18万、彼が手取り22万として、どこにどれだけお金を使っているかご紹介します。
- 生活費…収入の34.3%(私が61740円、彼が75460円 合計137200円)
- 2人の娯楽費…収入の10%(私が18000円、彼が22000円 合計42000円)
- イベント費…収入の20%(私が36000円、彼が44000円)
- お小遣い…余ったお金全部(私64260円、彼78540円)
【準備3】2人の共通口座を用意する
利便性が良かったので、私たちは、住信SBIネット銀行を選びました。
ほぼ使っていない私の口座があったので、それをそのまま使うことにしました。
【準備4】お金の種類ごとに口座をつくる
私たちが住信SBIネット銀行を利用することにした大きな理由がこれです!
銀行口座は1人ひとつしか作れないことが多いのですが、住信SBIネット銀行では、ひとつの代表口座の中に、さらに口座を作って、種類ごとに分けることができます。
さらに、決まった日に代表口座からそれぞれの口座へ自動引き落としをしてくれるので、お金の振り込みも簡単です。
私名義の代表口座の中に、「生活費」「2人の娯楽費」「イベント費」という3つの口座を作りました。
代表口座に毎月の支払い合計額を入れることで、毎月決まった日に自動でそれぞれの口座に決まった金額が振りかえされます。
※「お小遣い」は個人の口座に残すことになるので、共通口座の中には作っていません。
【毎月行うこと1】決まった金額を代表口座に振り込む
自動振替日までに、代表口座に「生活費」「2人の娯楽費」「イベント費」の合計を代表口座に振り込みます。
代表口座にお金を振り込んでおけば、自動振替日を迎えた時に、勝手にそれぞれの口座に決まった金額が振り分けられます。
【毎月行うこと2】1ヶ月で使ったお金を、種類別に自己申告する
お金の計算は、毎日してると大変なので、1ヶ月まとめて行います。それぞれ、種類別にいくら立て替えたのか、計算して自己申告します。
普段の買い物は、共通口座から支払うのではなく、個人のお金で立て替えをしています。クレジットカードを使った方がお得な場面、PayPayなどを使った方がお得な場面、現金しか使えない場面など、時と場合によって支払い方法が変わり、共通口座から直接お金を使っているとややこしくなってしまうからです。
【毎月行うこと3】申告した分のお金を共通口座からそれぞれの個人口座に振り込む
立て替えた金額を、種類別に共通口座から個人の口座に返金します。
それぞれの口座の残額を知ることで、今月はお金が余ったのか、お金を使いすぎたのか、見える化することができます。
流れをまとめるとこんな感じです。
まとめ
- ざっくりでいいから、どんなことにいくら使ったのか知りたい。
- 生きていくために最低限必要なお金はいくら必要なのか、
- 娯楽に自分たちがいくら使っているのかを知っておきたい。
という思いがあったため、手間はかかるのですがこの方法を選びました。
毎月いくら出費しているのか知らないとお金は貯まりません。
最低限必要なお金はいくらで、削ろうと思えば削れる「贅沢」のお金はいくらか、ということを知ることで、削るべきところは削って、必要な贅沢はして、豊かな暮らしをしながらお金を貯めることができると考えています。
今回、同棲でのお金の管理方法についてお話ししてきましたが、1番大切なのは、2人で納得できるまで話し合うことです。
また、節目節目で、お金の見直しをし、今の方法がベストでなければその都度改善していくことも大切です。
年齢の差や収入の差、お金に対する考え方などは人それぞれなので、この記事を参考にして、ベストなお金の管理方法を見つけていただけたら幸いです。
【おまけ】ボツになった方法とその理由
- 共通のお財布を作る
現金しか使わないのであればこれが1番楽なのですが、クレジットカードやPay Pay など、様々な方法で支払いをするためボツになりました。
- 共通のクレジットカードを作る
1番お得に買い物をしようと思うと、お店や時期によって、PayPayや現金支払いなど、支払い方法を分ける必要があったため、クレジットカードだけで管理するのは難しいと思いボツになりました。
- お互いの収入を全て共通口座に入れて、お小遣い制にして管理する
まだ結婚してないので、そこまでする必要はないかなと思いボツになりました。
まとめ
今回は私たちのお金の管理方法についてご紹介しました!
これから同棲を始める方、同棲をしていてお金の管理に困っている方のお役に立てたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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